MOOVER、SolideXへ上場するが歴史的な大暴落!正体不明のプロジェクト!
目次
MOOVER(MOVE)
MOOVERのプロジェクト
9月26日、MOOVER(MOVE)が海外取引所・SolideXに上場しました。
MOOVERとは、通信キャリアの枠組みを超えたモバイル通信データのシェアを可能にして、誰もがインターネットへ快適にアクセスできるようにすることを目指したプロジェクトです。
平たく言えば、モバイル通信データが余っていれば、それをみんなでシェアしましょうってプロジェクトです。
このMOOVERは仮想通貨系の人気Youtuberが紹介したため、国内ではソコソコの知名度があるICOです。知っている方も多いでしょう。
MOOVERの上場初日の値動き
信頼性が高い人気Youtuberが紹介したICOなので「上場後、価格が上がってくれたらいいな」という期待感の中、9月26日に上場を果たしましたが、まさかの展開!
WithCoinを凌ぐ勢いで暴落していき、160satoshiで上場したMOOVERの価格は、上場から15分経った頃には1/160となる1satoshiまで急落してしまいました。
その後も大きな反発はなく、今は2~3satoshi付近をウロウロしている状況です。
さすがにこれはエグイです。仮に160万円を投資した人がいた場合、上場15分後には1万円の価値しか残っていないわけですから・・・。
WithCoinも酷かったですが、MOOVERも負けず劣らずに醜さですね。いや、WithCoin以上に醜いです。
MOOVERの不安要素
15分間でココまで暴落するっていうのは珍しく、まともなプロジェクトであれば起こりにくい現象です。
私は「さすがに暴落し過ぎなんじゃないか?」と感じると同時に詐欺案件の可能性が脳裏をよぎりました。
とはいえ、MOOVERが詐欺案件なのか証拠を掴むことは容易ではなく、まずは公式サイトからチェックしていくしか方法はありません。
開発メンバーが似顔絵
MOOVERのプロジェクトは誰がやっているのか?国籍はドコなんだろうか?
まずは開発メンバーが誰なのか、公式サイトを確認してみたところ写真ではなく似顔絵でした。
似顔絵がダメというわけではありませんが、顔写真を公開しているのが一般的な紹介形式です。「なぜ、わざわざ似顔絵にする必要があるのか?」と勘ぐってしまいます。
進捗状況がわからない
公式サイトにはロードマップこそ掲載されていますが、プロジェクトの進捗状況を伝えていません。通常のプロジェクトであればTwitterやfacebookなど複数のSNS媒体を通じて進捗情報を発信しています。
それに対してMOOVERは、mastodonというマイナーなSNSしか使用しておらず、発信している内容は「MOOVERのPR」や「上場を伝えるNEWS」だけであり、プロジェクトの進捗を知ることはできません。
ちなみに、mastodonのユーザー数は世界で100万人です。世界に向けてMOOVERのプロジェクトを発信していこうと考えれば、Twitter・facebook・Telegramなど世界で使われているSNSを使用して当然だと思います。私には、世界への発信を拒んでいるようにしか見えません。
SNS | 利用者数 | 調査 |
---|---|---|
22.3億人 | 2018年 | |
3.4億人 | ||
Telegram | 2.0億人 | |
mastodon | 100万人 | 2017年 |
mastodonで、MOOVERをフォローしているユーザーは73人のみです。MOOVERは「誰に向けて発信したいのか?」「ドコに向けて発信したいのか?」それを考えるとMOOVERへの不信感は募るばかりです。
住所が公開されていない
MOOVERは本社の住所を公開していません。
本社はインドのバンガロールにあるらしいですが、セキュリティの都合上、ハッキリとした住所は非公開になっています。
全てがボンヤリしている
開発メンバーがハッキリしない、開発拠点もハッキリしない、SNSによる情報発信が乏しい・・・。
全てがボンヤリしている正体不明の中小企業が、今後、世界の大手通信事業者と交渉していくってことでしょうか?
このプロジェクトを成功させるためには世界の通信事業者との交渉・プレゼンは必要不可欠であり、ココが極めて難しい難所です。
セキュリティ面を考慮してプロジェクトメンバーの顔も明かさないってことであれば、世界のカンファレンスやミートアップの参加も行われないでしょう。
もしも、MOOVERのカンファレンスやミートアップに関する情報をお持ちの方がいましたら教えてほしいです。コメント下さい。
あくまで私個人の見解としては、不安が拭い切れないプロジェクトという印象を受けました。
既にモバイル通信データの使い回しは行われている
そもそも、通信事業者(docomoやau)は使いきれなかったモバイル通信データの容量を翌月へ繰り越せたり、家族間で共有できたり、契約したデータ容量を上手に使いきれるようなサービスを展開しています。
そのサービスの裏側には「契約継続」や「家族ごと囲い込みたい」など企業側の狙いがある一方で、ユーザー側と通信事業者側ではお互いにメリットが感じられるWin-Winな関係が構築できています。
それに対して、MOOVERのモバイル通信データのシェアプロジェクトはユーザー側のメリットは感じるものの、囲い込みができなくなる通信事業者側にはデメリットしかありません。
このプロジェクトは、通信事業者と通信事業者を結びつけることによって、通信事業者側にどんなメリットを生み出せるのか? そのアイデアこそが、プロジェクトを成功するための大きなカギとなってくると思います。
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